JAWS-UGの歴史
JAWS-UGのはじまり
JAWS-UGは2010年2月23日に最初のキックオフイベントが開催されたことで産声を上げました。 その後2011年3月に待望の東京リージョンが開設され、そのタイミングに合わせて各地のJAWS-UGリーダーが一同に集まる JAWS Summit を3月4日(金) 秋葉原にある富士ソフト秋葉原ビルで開催し、東京リージョンのムーブメントを盛り上げました。
東日本大震災とタイガーチーム
JAWS Summitは無事開催されたのですが、その1週間後の3月11日に東日本大震災が発生し、多くの犠牲と社会的な混乱が起こりました。 この大震災の時、日本の多くのWebサイトがアクセス過多によりダウンするという状況を目の前にし、JAWS-UGのコアメンバーとAWSの社員によるボランティアチーム(通称タイガーチーム)が結成され、AWSクラウドサービスの無償提供およびWebサイト構築支援を行いました。 結果的にこの体験がチームビルディングの役割を果たし、AWSとユーザー、そしてユーザー間においても強固な絆を構築しました。このときの話は編纂されKindleにて無料で公開されています。
会社の枠を越えたウェブサイト復旧支援 ~東日本大震災時にAWSユーザーグループのメンバーはどう行動したか~ (記憶の継承)
そして現在
この体験を通してつながったリーダーたちにより、2011年以降次々とJAWS-UG地方支部ができ始めます。2012年末に29支部、2015年に36支部となり、2017年には70を超える支部ができあがりました。最初は地域別支部が主流でしたが、特に東京においては個別のサービス/テクノロジーやユースケースに注目する「専門支部」が作られるようになり、セキュリティ、アーキテクチャ、CLI、AI、コンテナといった専門支部が存在します。(現在の支部一覧は勉強会グループ一覧を参照ください)